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あるお仕事でムービーファイル納品の必要があり、その仕様のうちの一つがオーディオトラックを「ビッグエンディアン」で、という指定。
エンディアンと言ってもガリバー旅行記の卵の件ではなく(由来はそうなのですが)、コンピュータ内部でのデータの並べ方みたいなもの。
一応、大学で電子情報工学科に在籍し、一時はSEだったこともあって十分承知の事ではあるのですが、映像制作の場面では実は今まで全く意識してこなかったわけで。
Macは初期の頃に使用していたCPUの関係でビッグエンディアンがなじみ深く、Intel系ではリトルエンディアン的なイメージ。 例えば、Macのオーディオ形式としては一般的なAIFFはビッグエンディアン、Windowsで一般的なwavはリトルエンディアン。 もちろん、プログラム次第でどちらでも扱う事は可能ですが。
で、QuickTimeの音声フォーマットがビッグ・リトルのどちらもとりうる事は、恥ずかしながら今回初めて知った次第。
QTはMacベースなので、てっきりビッグエンディアンが標準だと思っていたのに、FinalCutProで書き出したDVコーデックのQTファイルの音声はリトルエンディアン。
むしろ、WindowsのProCoderで書き出したDVコーデックのQTがビッグエンディアンだったり。
今時、どっちでもいいんだろうとは思いつつも、今回はしっかりと「ビッグエンディアン」と指定されているので、そうするべく方法を模索。
ま、Compressorで指定できるのですが、そうすると映像も再圧縮されている雰囲気。
元素材はHDで、デジベにダウンコンバートしたものをDVコーデックで再キャプチャしていたのですが、DV→DVで再圧縮されるのも切ないので、改めてProResHQで取り込み直してCompressorで再圧縮、とか試してみたり。
前々から思っているのですが、AppleのDVコーデックって、あまり奇麗では無いようで・・。完全な静止画であるクレジット画面にも、チラチラと圧縮ノイズがゆらめいており。
と、結構品質に気を使って常日頃作業をしているわけですが、自分の手元を離れたからも、またDVコーデックで再編集が加えられたりすることもあり、トータルで品質を管理できない立場にもどかしさを感じたり。
今回の最終的な商品の形態は、DVD。 なので、デジベで納品できれば条件が良いはずで、もっと言えばデジベに落とす前のプルダウンしていない24pのSD非圧縮ファイルで渡せばもっと良いはず。
でもまぁ、劇的に画質が変わるわけでもなく、ワークフロー上致し方ないので割り切るべきところなのでしょう。
そんなこんなで思いのほか帰りが遅くなった自分に、ご褒美の苺、なのでした。
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by camerakun
¦ 00:57, Thursday, Mar 12, 2009 ¦ 固定リンク
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